2024年もあと一ヶ月!なぜ12月のことを「師走」っていうの?
今年も早いものであと一ヶ月です。
年末に近づき、ご挨拶などで「師走を迎え」や「師走の候」など「師走」とよく目にしたり、耳にしたりしますが、師走の由来ってご存じですか?
案外知らずに使っている師走を今回はご紹介していこうかと思います。
師走とは?
師走(しわす/しはす)は陰暦(旧暦)の12月のことを指します。
師走を現在の暦に当てはめると、12月下旬~2月上旬ごろの時期になります。
便宜上、現在の暦の12月を「師走」と呼ばれています。
平安時代の書物「色葉字類抄」には、年末は僧侶までもがお経をあげるために走り回るくらい忙しいから「師馳す(しはす)」となったと書かれています。
漢字の「師走」の意味に近く有力に思えますが、この説を元にして「師走」の字が当てられたと考えられています。
他にも
- 「年が果てる」ことから「年果つ(としはつ)」は変化した説
- 「四季の果てる月」を意味する「四極(しはつ)」が由来の説
- 「一年の最後になし終える」を意味する「為果つ(しはつ)」からきている説
- 12月のことを「しわす」と呼んでいたので当て字で「師走」になった説
などいくつかの説があります。
どれも年の最後や終わりなどの意味から表現されたものが多いですね。
これから年の瀬に向かい、忙しいことも多いかと思いますが体調管理をしっかりして、良い年を迎えましょう!
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 CS・テクニカルチーム 課長/ B-rise運営事務局 副局長』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。