「語彙爆発」とは?幼児の言葉習得について

皆さんは「語彙爆発(ごいばくはつ)」という言葉をという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
日常ではなかなか耳にしない言葉かと思います。
「語彙爆発(ごいばくはつ)」は、子供の言語発達において見られる重要な段階の一つです。
通常、1歳半から2歳頃から始まり、3歳頃までにピークを迎えることが一般的です。
これはどんな風にしておこるものなのでしょうか?


「語彙爆発(ごいばくはつ)」とは?
「最近うちの子、よくしゃべるな~」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
意味があってもあっていなくてもとりあえず何か単語を発しているとき。
まさにそんなときは語彙爆発が起きています。
子供の中でいままでママやパパが話しかけてくれた言葉がどんどん蓄積して、ふとしたあるときたくさん話し出します。

言葉の急激な増加
子供が新しい単語を急速に覚える時期です。1日に数語から数十語もの新しい言葉を習得することがあります。


文章にして話すようになる
「ママ だっこ」などの文章を2語文と呼んだりもします。
徐々に3語、4語と増えていきどんどん話せるようになっていき、言葉を組み合わせて自分の意思を表現する能力が向上します。

環境の影響
この時期の子供はTVや家族との関わりに非常に影響を受けます。
家族や保育園の先生の話したことを真似して、実際に話しかけて意味などを徐々に理解していくことを繰り返していきます。
言葉遣いには気を付けていきたいものです。


最後に
語彙爆発のタイミングや習得する言葉の内容は子供ごとに異なります。
何でも吸収し消化していく子供。
絵本をたくさん読んだり、たくさんいろんなことを話して、子供がどんどんいろいろなことを吸収出来る、そんな環境づくりが出来たらいいですね。