ベランダで簡単にできる!春におすすめの野菜3選と家庭菜園の基礎知識

すっかり春の陽気で道を歩いていても、緑が多くなってきましたよね!
こんな陽気だと家庭菜園を始めたという方や、これから始めたいという方も増えてきているのでは??
今回は、マンションやアパートのベランダでもできる、プランターや鉢を使った家庭菜園に向けての必要なものをご紹介します。
用意するものや育てやすい野菜など、詳しく見ていきましょう。

日当たり・風通しを確かめよう
日当たりは良いか・風通しは良いか確認しましょう。
植物は午前中に光合成を活発に行うので、日当たりは必須です。
また、野菜などの植物は、葉や根を伸ばして息をして養分を作るため、新鮮な空気が必要です。
ベランダなど狭い場所で野菜を育てる場合は、隣同士の葉が触れない程の間隔にプランターを置いて、風通しの良い環境を作れるかを確認しましょう。

プランターで楽しめる!ベランダ菜園
お庭がないから…なんて言わずにベランダで家庭菜園を楽しみましょう。
プランターが1つあれば、家庭菜園はすぐに始められます。
必要なものは
- ①野菜の成長に見合ったプランター
- ②苗または種
- ③鉢底石
- ④市販の野菜用培養土
- ⑤じょうろ
- ⑥野菜に適した支柱など(ナスやゴーヤなど蔦があるもの)
- ⑦市販の肥料 …等

水やりの目安
植物は光合成で生きているので、水やりはとっても大切な作業。
図鑑や植物の育て方に書かれている水やりの基本をおさらいしましょう。

表土が乾いたら
土の表面が乾いて、色が白っぽくなった状態を指します。水を含んだ土は濃い茶色になります。反して乾燥すると白っぽいベージュのような色になっていきます。
たっぷりと
たっぷりとは、プランターや鉢植えなら底の穴から水が流れ出てくるくらい、水やりをすることを指します。地植えは株元の土が柔らかくなるくらいたっぷりと与えます。
夏の水やり
気温が30℃を超えるくらい暑くなってきたら、水やりは早朝か夕方に行います。日中は気温の上昇と共に土中に含まれた水分の温度も上がっていくので、根に負担がかかってしまいます。
できるだけ午前中か夕方の涼しい時間に水やりを済ませるようにしましょう。
冬の水やり
冬は午前中からお昼くらいまでを目安に水やりをしましょう。冬の夜は土中の温度も下がるので、水分が凍ってしまって根に負担をかけてしまいます。場合によっては根が凍って枯死してしまうこともあります。
夕方以降の水やりは控えましょう。
肥料のやり方
家庭菜園の最大の楽しみは収穫です。
豊作が理想というものです。
だからと言って闇雲に肥料を与えればよいのかというとそうでもありません。
肥料の与えすぎは葉ばかり繁って花が咲かなくなったり、病気にかかりやすくなったりする原因にもなります。
施肥はそれぞれの育て方を調べて、適切な時期に適切な量を与えるようにしましょう。

今の時期お勧めの野菜3選
ミニトマト

トマトはもともとアンデス山脈の高地を原産とし、乾燥したやせ地で生まれた植物です。
そのため丈夫で栽培しやすい野菜の一つですが、逆に水分や養分の量が多すぎると、実がつかなかったり、病害虫の被害にあいやすくなるので注意が必要です。
苗の植え付け時期:5〜6月ごろ
収穫時期:7〜10月ごろ
オクラ

オクラは暑さに強く、病害虫の発生もあまりないため、手間のかからない野菜です。
五角オクラがメジャーですが、家庭菜園では実が大きくなっても硬くなりにくい丸オクラがオススメです。
種まき・苗の植え付け時期:5月ごろ
収穫時期:7〜9月ごろ
キュウリ

キュウリも栽培しやすく人気の夏野菜の一つです。
寒さには弱いので、十分に暖かくなってから植え付けましょう。
苗の植え付け時期:5月ごろ
収穫時期:6〜8月ごろ
育てて食べる楽しみを、ベランダ家庭菜園で楽しもう
自分で収穫した野菜でお料理したり、ベランダで気軽にできる家庭菜園を楽しみながら、季節の移ろいを感じませんか?
毎日の成長を楽しみ、収穫した野菜は、まるでわが子のよう♪
自分の住宅環境にあった、気になる野菜でぜひ家庭菜園にトライしてみましょう
