ダイヤモンドはなぜ輝くのか?
ダイヤモンドと聞くと、キラキラして輝いているイメージを多くの方がイメージするかと思います。
実際に婚約指輪などに人気で高価な宝石ですが、なぜ透明な物質があそこまでキラキラと輝けるのか不思議に思っている方も少なくないと思います。
今回はダイヤモンドは何故あそこまで輝き美しいのか、まとめさせて頂きましたので是非ご覧に頂ければと思います。
理由1 硬さ
これは有名お話になるかと思いますが、ダイヤモンドは天然物質の中で最も固いという特徴を持っております。
ダイヤモンドは固すぎるがゆえに、カットをする際もダイヤモンドを粉上にしたものを使います。
硬さがダイヤモンドの輝きにどういった理由があるかと言いますと、キズが付きづらく安定して輝き続けられるというのもありますが、硬いがゆえにダイアモンドをよりフラットにカットする事ができ美しい表面反射を作ることができるためです。
理由2 屈折率
さらに、ダイヤモンドは他の宝石に比べて屈折率が高い宝石です。
屈折とは物体が光に入射した際にあれ曲がる角度の事です。
水の中に棒状のものをいれて位置がずれて見えるかと思いますが、あれが屈折になります。
ダイヤモンドは他の宝石に比べて屈折率が高く、例えばエメラルドだと1.57〜1.58、サファイアだと1.76〜1.77という数値なのでほとんどの宝石が2に満たないのですが、ダイヤモンドだけは2.42という数値なります。
屈折率が高いと入った光が鋭く屈折して、宝石の内部に多くの光を取り込むことができます。
その光がまた内部で反射して外に出ていくため、キラキラと輝いているのです。
理由3 ブリリアンカット
硬度や屈折率を最大限に生かすために編み出されたのがブリリアンカットとよばれる研磨けんまの方法です。
もっともオーソドックスな形で、ダイヤモンドと聞いて想像する形は大体ブリリアンカットが多いです。
この形は58面もあり、入ってきた光が内部で何度か反射をして、ほとんどの光が上面から出ていくように計算されています。
まとめ
ダイヤモンドは自信がもつ性質と、それを最大限に引き出す研磨方法が合わさることで、あの美しい宝石へとなっていたんですね。
また、ダイヤモンドはあらゆるシーンで使える万能ジュエリーとしても知られておりますので、気軽に購入できるものでもないと思いますが、もしダイヤモンの指輪やネックレスなどを購入する機会がありましたら本記事の内容を頭の片隅にでも置いて頂ながら、選んで頂ければ幸いです。
大阪ダイヤモンド鑑定・宝石鑑別おすすめ店
老舗ダイヤモンドの鑑定のプロ<国宝連>
大阪市中央区にラボを構える国宝連は、1976年より40年以上にわたり ダイヤモンドの鑑定、各種宝石や真珠などの鑑別を行っております。
ジュエリーが流通する際の信頼の一助としての鑑定書・鑑別書を発行いたします。
鑑定書・鑑別書・ソーティング発行とともに加工修理の取次や商材用の撮影が可能です。
お気軽にお問い合わせください。