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2023 年 8 月 31 日公開

「水が要らない」は真っ赤なウソ!?サボテンの正しい育て方

「水が要らない」は真っ赤なウソ!?サボテンの正しい育て方

お部屋を彩る観葉植物は比較的手入れが簡単なものも多く、百均ショップやスーパーなどで手軽に購入することができます。


その中でも「サボテン」はお部屋のインテリアとしても大活躍!


サボテンは「お水をあげなくても育つ」と思われがちですが、それは真っ赤なウソ!


サボテンの生息地はメキシコなど南北アメリカ大陸など乾燥地帯のため、日本の気候と環境が異なります。正しい育て方をしないとあっという間に枯れてしまいます!(筆者も過去に何度もダメにしてしまいました....)


今回はサボテンの実は奥が深い育て方と、サボテンの魅力に迫ります!





そもそもサボテンって何?



サボテンは多肉植物の中のサボテン科の植物。


メキシコなどの南北アメリカ大陸の限られた地域(乾燥地帯)に分布しています。


乾燥した砂漠や、雨の少ない土地、高山などの他の植物が育ちにくい過酷な環境にも耐えるタフな植物です。

サボテンの種類は2500種類以上と言われ、色や形も様々。交配や接ぎ木によってひと味違うサボテンも増えてきています。


サボテンと多肉植物の違い



よく店頭でサボテンの隣に多肉植物が並んでいるのを見たことはありませんか?


正確にはサボテンも多肉植物の一種です。二つの最大の違いは「棘座(しざ)」があるかどうか。

まれに「サボテンみたいな多肉植物」や「多肉植物みたいなサボテン」もありますが、基本的にはトゲがあればサボテンだと思ってもらって大丈夫です。


サボテンも花が咲く!



春(4月~6月)と秋(9月~10月)はサボテンの成長期にあたります。

この時期にしっかりと栄養を与えてあげるとサボテンの種類によっては可愛い花を咲かせてくれることもあります。

「月下美人」という夜にだけひっそりと咲くサボテンもあります。


サボテンの育て方

サボテンの基礎知識が分かったら早速サボテンを育ててみましょう!

毎日の水やりは必要ない(むしろ根腐れしてしまう)ので普段仕事で忙しい方も育てやすいです!

水やりについて

サボテンは乾燥に強い植物ですが、全く水をあげないのはタブーです!


サボテンには成長期と冬眠期があるので、季節によって水やりの頻度を変えてあげましょう。


 

春(4月~6月)

 

成長期。土の表面が乾いたらたっぷりとお水をあげる。

 

夏(7月~8月)

 

成長が緩やかになる季節。2週間に1回のペースでやや乾燥気味に育てる。サボテンの熱を冷ますために夕方頃にお水をあげる。

 

秋(9月~10月)

 

成長期。土の表面が乾いたらたっぷりとお水をあげる。

 

冬(11月~3月)

 

冬眠期。3~4週間に1回のペースでお水をあげる。気温が低すぎると凍結の恐れがあるので夜ではなく朝にお水をあげる。

 
 

あくまで私の持論ですが、冬は水やりはほぼしなくて大丈夫です。

ただ、水やりの際はサボテンに水がかからないようにしましょう!

サボテンは湿気や水気に弱いです。サボテンを外で育てる場合は雨に濡れないように屋根の下に置いて、かつ日光をたくさん浴びせましょう。

 

サボテンを増やしてみよう!



サボテンが順調に育つと小さなこぶのようなものが出てきます。


これは「子株」といっていわばクローンのようなもの。

放置してそのまま育てても問題ありませんが、この子株を取り外して育てることでサボテンを増やしていけます。(株分け)


子株が増えすぎると栄養が分散されて親株の負担が増えてしまうので花を咲かせたい方は取り外したほうがいいでしょう。

「株分け」を実際にやってみました!



今回はこの「金盛丸」の子株たちを親離れさせたいと思います!


植替えや子株を外すのはサボテンに負担がかかります。

もし実践するなら成長期(春か秋)の天気がいい午前中に行いましょう。


用意するもの



・サボテン(子株付き)

・スコップ

・鉢植え

・サボテン用の土

・新聞紙

・軍手(トゲ防止)

・ピンセット


一般的な園芸用の土は水を貯えすぎてしまうので水はけの良いサボテン用土を用意しましょう。


鉢植えはサボテンより一回り大きめのサイズがオススメです。

植え替えが面倒だと感じる方は「そのまま植えられるエコポット」というものも販売しています。


ぜひホームセンターや園芸店で用途に合ったモノをご用意ください。



子株を取り外す

先ずは親株から子株を取り外しましょう。


小さすぎると育ちにくいので、1.5㎝~2.0㎝まで成長した子株を選んでください。


方法は簡単。ピンセットで子株を掴み、左右に揺らして引っこ抜くだけです。


無理に外すと親株を傷つけてしまうので、揺らしてねじりながら外してください。


子株を乾燥させる



外した子株たちは根腐れ防止のため、一週間かけて乾燥させます。


新聞紙などに包んで風通しの良い暗所で保管させましょう。


ちなみに下の3つは「バニーカクタス」の子株。


子株を植替え



乾燥させたら鉢植えに植えていきます。

「寄せ植え」をすると成長しやすいので鉢が大きい場合は子株を複数一緒に植えるといいでしょう。


植替えが完了したらすぐに水はやらずにサボテンが根付くのを待ちましょう。

一週間ほど経ったらお水をたっぷりとあげて下さい。


子株から新たな子株が...!



しっかり根付くと子株が成長して新しい子株が芽吹くことも!

今回分けた子株たちは成長したら友達にあげる予定です♪


サボテンを組み合わせてこんなことも!

実はサボテンは異なる品種を組み合わせる「接ぎ木」をすることが可能です!


お店でよく見かける「緋牡丹」も接ぎ木をして品種改良をしたサボテンです。





最後に

サボテンの育て方は実は奥が深い...!


花を咲かせてもよし、こどもを増やしてもよし、皆さんもぜひサボテンのある生活を楽しんでみて下さい!



見た目もスッキリした金盛丸
見た目もスッキリした金盛丸




◆関西ガーデン株式会社:https://kansaigarden.com/

この記事を書いた人

黒澤 麻美

『イートラスト株式会社 営業本部 / CRMグループ』
鹿児島県出身。散歩が好きです。

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