2022 年 6 月 16 日公開
にんにくを食べた後の臭い対策!

独特の強いにおいが特徴の「にんにく」は、パスタや炒め物に欠かせない食材ですよね。
その香りは食欲をそそりますが、気になるのはいつまでも口に残る強烈なにおいです!
「この後に大切な用事があるのに、選んだメニューににんにくが入っていた!!」なんてこともありますよね。
今回は、そんなにんにくの臭いを消す方法をご紹介します!

においの原因とは・・・

実はにんにくのほとんどの効果・効能は、
独特のツンとした臭い成分「アリシン」によるものです。
「アリシン」とは、アミノ酸の一種である「アリイン」が変化した物質で、にんにくを刻んだりつぶしたりして傷つけることで発生します。
熱に弱いため、よく加熱処理して食べればにんにくの臭いは軽減できます。

にんにくを食べた後の口臭対策
①牛乳、豆乳

にんにくに含まれるアリシンは、たんぱく質と結びつきやすい性質を持っています。
牛乳を飲むことでたんぱく質や脂質がアリシンを包み込んで臭いの元を抑えてくれます。
中でもたんぱく質を多く含む、低脂肪乳の方が効果が高いと言われています!
りんご

食後の対策は皮付きのりんご、またはりんごジュースが効果的といわれます。
これは、りんごに含まれるポリフェノールにアリシンを分解する働きがあるとされているためです。
また、ポリフェノールは皮に多く含まれているので、皮がついたまま食べるようにしましょう!
りんごジュースでも効果的と言われているので、にんにくを食べた後は、コンビニ等で果汁100%の りんごジュースを買ってみてはいかがでしょうか!?
お茶

お茶に含まれるカテキンには、強力な殺菌・消臭効果があるとされています。
カテキンの濃度が高いものの方が効果は高いので、パッケージをよく見て、カテキンの量が多いお茶を選ぶようにしましょう!
また、即効性はありませんが、早く臭い成分を追い出すという意味では、積極的に水分補給をし、半身浴や運動などで汗を流したり、トイレに行ったりして、代謝・排出してしまうというのもひとつの方法です。
ぜひ試してみてください!

食べ過ぎには注意!
にんにくは体に良い一方で、食べすぎると体臭や口臭の原因となるだけではなく、胸やけ・胃のむかつきなどを起こしやすくなります。
特に生のにんにくは刺激が強いため注意が必要です!
さらに、アリシンを摂り過ぎることで、腸内の善玉菌の動きも抑制してしまう可能性もあるため、自分の適量を見つけてくれぐれも食べ過ぎないようにすると良いでしょう。
摂取量の目安としては、生なら1日1片、加熱したものなら1日3片程度を2~3日に1度にするのがおすすめと言われています!
みなさんも適度ににんにくの力を取り入れて、健康的な体を手に入れましょう!!
