住むなら田舎?都会?それぞれのメリットは?

華々しい都会での暮らし。自然豊かな環境でのんびりした田舎暮らし。
どちらもいいところがあり、不便な部分もあるものです。
ですが実際にはどっちのほうがいいのでしょうか。
確かに都会はお店も多く買い物には困りませんが、人が多く満員電車などは誰もが嫌いなはずです。
今回は実際に青森県といういわゆる田舎から上京して、東京や埼玉で暮らして思ったことや田舎のいいところなどをお伝えできればと思います。
どっちがいいの?
都会と田舎どちらがいいのかに関しては完全に人それぞれだと思います。
結局はその中でどこを望んで、どこを許容するかです。
そのためには都会と田舎それぞれの、いいところも悪いところも知る必要があります。
知ったからこその感想を、対比しながら比べていきたいと思います。
筆者の住んでいた青森市の田舎レベル
田舎は田舎といっても、度合いによってかなり変わると思います。
今回比べる青森市は、そこまで極端に田舎ではない方です。

東京の西側や埼玉県にも同じくらいの景色の場所はいくらでもあります。
隣の家が見えないとかそんなことはない、普通の街レベルですので、そのうえで比べていきます。
田舎のメリット
車の運転がしやすい
とにかく道が広いので運転がしやすいです!青森市は降雪量が多い為か、道幅がかなり広いです。
都会では車一台分のスペースしかない住宅街も多いですが、青森市では考えられません!
しかも東京都は右左折に制限があったり、合流とかが多すぎて分かりづらいです。
水が美味しい

青森市に住んでいた時は、水道水を直接飲んでいました。浄水器なんて使用したことがありません。
都会に住んでからは水を飲むのはもちろん、うがいなどで水を口に含むことすらできなかったです。
都会に住むと飲み水を購入する必要があり、もったいない気がします。
ちなみに東京や埼玉で洗濯した服を、青森に持っていくとなぜか臭く感じます。都会にいるときは感じないニオイですが、不思議です。
電車に乗らなくていい

青森市はかなりコンパクトな街なので電車に乗ったことはありません。
乗る必要がないです。
基本移動は自転車で、1時間あれば大体全部に行けますし、車があれば無敵です。
バスも充実していて、朝の通勤時間は1時間に35本以上バスが来るバス停もあります。
山手線レベルです。
都会は電車命です。
電車がないと生きていけない人も多いと思います。
自然を楽しめる

田舎は豊かな自然に囲まれがちです。
海や山が常に見えて、夜には満天の星空。四季折々の景色が楽しめます。

一方で都会は、建物しか見えません。山なんて見えません。
どこまで行っても(高い山がないので)空しか見えなくて、自然が感じられないところもあります。
都会のメリット
店が多い

都会に住んで一番感じたのはこれです。
特に飲食系とアパレル系です。
筆者が青森県に住んでいた10年前は、セブンイレブンやスターバックスコーヒーはありませんでした。
今ではもうありますが、ない店も多いんです。
また、アパレルショップなどもないです。
HoneysやしまむらなどはあってもHeather、INGNI、ZARAなどの若い女性向けブランドがない印象が強いです。セレクトショップなどはありますが、専門の店はないです。
今でこそZOZOやGRLなどのECサイトがありますが、進路を決める高校生、大学生がそこに不便と感じて上京を決めることも多くあります。
テレビで紹介されたお店なんかも実在するのでワクワクします。
テレビ番組がたくさん

田舎は地域によって見れないチャンネルもあります。
青森市に住んでた時は、フジテレビとTBS、テレビ東京は専用のチャンネルがなく、1局がその中の番組を順次放送する感じでした。なので多くの番組が2週間~1か月ほど遅れていました。
今の時代はテレビ離れが加速して動画配信サービスがあるので、どこで見ても一緒ですが、テレビ番組が多いのはいいところでもあります。
ショッピングモールがでかすぎて楽しい

上京したてで思うことといえばこれです。
青森県にもイオン系列やセブンアンドアイ系列のショッピングモールがありますが、まあ小さいです。
しかもよく分からないお菓子屋さんや、雑貨屋さんが多くあまり見たい店がありません。
都会のショッピングモールや駅前はとにかく店が多くて楽しかったです。
行き慣れた今では、大体どこも同じ店なので1個でいいと思いますが、最初は楽しく感じてしまうものです。
働き口が多い
やはり都会ということもあって働き口が多いです。
バイトもすぐに見つかるし仕事がとにかく多いです。
就職先も首都圏が通勤エリアになることが多いのでとにかく多く困らない印象です。
病院が多い

都会の大きなメリットでお店などと同様、病院も多いです。
近くにあるので歩いて通える場所も多いです。
田舎ではある程度限られてしまうので、車がないと通院するのがつらいこともあり、老後のことを考えて都会がいいという人もいるみたいです。
子どもの未来にはいい

都会に住む一番のメリットは、子どもの将来が有利ということです。
田舎から上京して一人暮らしをすると、家賃や生活費に5~10万円は使う必要があります。
一方で実家暮らしのまま通勤する人もいますが、出費がかなり抑えられます。
1年で50万~100万円以上がそのまま自分の手元に入るので大きい部分です。
自由との代償にはなりますが、貯金もしやすく、そのまま結婚などもしやすくなると思います。
まとめ
今回は田舎と都会のメリットデメリットを紹介しました。
個人的に一番大きなのは、最後の子供の将来の部分だと感じます。
自身が高校生の時は、上京する理由が行きたいお店や都会に憧れてというのが一番大きかったです。
ECサイトが充実し、年齢を重ねた今、あえて都会にいる必要は全く感じませんが、自分と同じ苦労をさせないために都会に残るというのも一個の選択肢かもしれません。
どちらの場所にもいいところや不満を持つところがあると思います。
実際に住んでみないとわからないことなども多いと思いますので、気に入った場所でも何度か足を運んで見てみると、違った景色も見えるでしょう。
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 テクニカルチーム』
青森県出身。8年間、小売業界に従事しつつ趣味でライターとして活動。大手サイト(Yahoo!、朝日新聞社)の記事投稿やTokyoFMのラジオ出演の経験も。2022年にイートラストに入社。好きなものは家電、インディーズ音楽、動画編集。