2022 年 3 月 29 日公開
eスポーツはスポーツと言えるの!?

ここ数年でメディアでも取り上げられるようになったeスポーツ。
みなさんはeスポーツについてどれくらい知っていますか?
今回は意外と知られていないeスポーツについてご紹介いたします。
eスポーツとは?
eスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略称です。
ビデオゲームやモバイルゲームを使用してゲームを競技的に楽しもうという考え方ではありますが、
明確な定義はありません。
競技としてプレイされているゲームタイトルのほとんどがパソコンやPlayStation®5など据え置きのゲーム機で配信されています。
しかし、近年ではスマホでリリースされているカードゲームやパズルゲームでもeスポーツの大会が開催されています。
優勝すれば賞金を獲得することができますが「PUBG MOBILE」というゲームでは
プロリーグの賞金総額が3億円を超えており、年々市場規模の拡大によって賞金の額も増加しているそうです。

学生や社会人もeスポーツの大会で活躍!!
学生向け大規模大会が増えていることもあり、高校生や大学生がeスポーツの大会に積極的に参加するようになってきています。
私が大学生時代の友人も何度か大会に参加していたそうで以外とeスポーツの大会は身近なものになりつつあります。
(その時聞いた大会の結果は2回戦で負けてしまったそうですが...)
第三者視点からみると、ゲームの練習は"遊び"との区別がつき辛いということもあり、
真剣に取り組んでいても周りにはその熱量が認識されにくいのが若い世代の悩みの1つになっているようです。

eスポーツプレイヤーの選手生命は短い?
実はeスポーツプレイヤーの選手生命は以外と短命なんです。
そのゲームの性質によって活躍できる年齢層には幅がありますが、
反射神経が重要ゲーム程選手生命は短いそうです。
特にFPS(ファースト・パーソン・シューティングゲーム)いわゆる銃で人や物を撃つゲームでは、
遮蔽物から飛び出してくるものに反応するスピードが必要になってきます。
対応するのに必要な反射神経はF1レーサー並みと言われているそうです。
選手によっては年齢に増加に伴う反射神経の衰えを感じ、
反射神経の重要度が低いゲーム(カードゲームなど)へとキャリアチェンジを検討するケースもあるそうです。

最後に
甲子園やプロのスポーツ選手のように若い世代の夢の1つとして新しい形を見せている"eスポーツ"。
「ゲームしているだけで全然スポーツじゃないじゃないか」そういう声が少なくないのも事実です。
ただ、周りの家族や友人の理解がeスポーツを頑張る人たちにとっては大きな支えになります。
身体的にハンディキャップをもっている方が取り組む"パラeスポーツ"というものもあるそうですから、
近い将来オリンピックのように世界中を沸かせる日もそう遠くないのかもしれませんね。