仮想空間「メタバース」とは何?
メタバース・・・。
それはインターネット上の仮想現実空間を利用してユーザー同士のコミュニケーションを実現させながらライフスタイルを送ることができる世界です。
日本でもメタバースを活用したビジネスが主流になり得るかもしれないことをご存じでしたか?
なぜ今注目を浴びているのかご紹介したいと思います。
メタバースとは?
英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせて「メタバース(metaverse)」と言います。
インターネットを介して利用する仮想空間のことを示します。
主にVRゴーグルなどを使用する「3D仮想空間」の形態を指すことが多く、アバター(ゲーム上で動かす自分の分身キャラ)を利用し他者とのコミュニケーションができるネット上の空間のことをメタバースと言います。
注目される理由とは?
一度注目されたメタバースですが、再度注目を浴びるきっかけは何だったのでしょうか。
VR技術や3DCGの技術が進化し、よりリアルな仮想空間を表現できるようになり、PC性能の向上や5G通信の登場で通信等のストレスなくよりリアルで体験できるようになったことも考えられます。
一番影響があったのは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でデジタル・トランスフォーメーションが一気に加速した点が大きな影響を与えたと考えられます。
デジタル技術が進歩して、コロナによって新たな生活様式が広がっている中でよりメタバースが流行する可能性が高まっております。
そもそもVR空間上でのコミュニケーションとは
VR上でのコミュニケーションとはどのように行われているのでしょうか。
VR技術によって3DCGを平面のスクリーン上で表示させるのではなくて、専用のゴーグルをつけることにより仮想空間の中にいるような視覚体験をすることができます。
今まではコントローラーを使用していましたが現在はコントローラーなしで身振りや手振り、さらに顔の表情までアバターを通じて自由に操作できるようになりました。
仮想空間の中で自然なコミュニケーションを、場所が離れていても手軽に行えるようになりました。
ビジネスでも活用!?
進化はプライベートだけではなく、ビジネスでも活用されています。
フェイスブックの「Horizon Workrooms」では「Zoom」などの従来Web会議システムとは違ってオリジナルのアバターを作成し、リアルな会議のように参加者の姿はアバターを通じて認識でき、身振りや手振りそしてボードに文字を書くなどとより実際の会議に近いコミュニケーションを仮想空間で行えるようになっています。
Zoomなどのビデオ電話だとタイムラグが起きてしまい生産性の悪さが課題だったのでメタバース空間ではリアルな臨場感が体感でき複数人いても生産性の高い会議を行うことができます。
場所にとらわれず現代に近いコミュニケーションを取ることができ、さまざまな活用が期待されるメタバース。
第二の人生を生きられるようなプラットフォームもすでに存在しているので仮想空間内でセカンドライフを楽しんでみてはいかかでしょうか。