初めてのレコーディング【レコーディングスタジオの選び方】
コロナ禍になって2年半が経ちました。
そんな中でご自宅で楽器を始める人が増えているそうですよ!
コロナ終息の際にはご自宅では出来なかった大音量での演奏をしてみたいですよね。
今回は防音などの音響設備が整っているレコーディングスタジオをご紹介したいと思います。
練習スタジオとレコーディングスタジオはどう違うの?
練習スタジオとは、ドラムセット・ギターアンプ・マイクなどの楽器が常備されていて、防音などの音響設備が整っている施設。
バンドの練習などで利用されるレンタルスペースです。
単に「スタジオ」「リハーサルスタジオ」「レンタルスタジオ」とも言ったりします。
アルバム制作などで、いわゆる「録音」をする際は「レコーディングスタジオ」を使います。
レコーディングスタジオは、録音に特化した施設なので、(特にアマチュアの)練習では使いません。
練習スタジオと比べ値段が高く、楽器も自分のものを持込むのが基本です。
(基本的にはプロが使うというイメージです。ただ、誰でも最初は初めて。これからプロを目指す方、初めてレコーディングスタジオを使ってみようと思われてる方にレコーディングスタジオの選び方を分かりやすく説明していきます)
レコーディングスタジオ選びのポイント
良い音を収録したいと思ったとき、費用を気にしなければ、プロが使用する一流のレコーディングスタジオも選択肢の一つとして考えられます。
でも初めての方はそこまでのクオリティーは必要ないけれども、可能な限り良い音を収録できる環境を探していると思います。
今回は、初めての方がレコーティングスタジオを選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。
ポイント1:バンドの楽曲に近いジャンルを手がけた実績のあるスタジオ
エンジニアは生身の人間なので、当然個人によって得意なジャンルと不得意なジャンルがあります。
そのレコーディングスタジオで過去に手がけた音源を聴いてみましょう。
ポイント2:楽曲に合った機材が置いてあるスタジオ
極端な例えかもしれませんが、メタルバンドのレコーディングなのにスタジオにあるギターアンプがJAZZ CHORUSしかないとなっては、自身のイメージとはかけ離れた音になってしまいますね。
ホームページを見てどんな機材があるかのチェックも大事です。
ポイント3:知り合いや先輩が過去に使ったスタジオ
知り合いや先輩が過去に使ったレコーディングスタジオであれば、「こんな所で時間がかかった」「あのアンプの音が良かった」「エンジニアさんが頼りになる」など、スタジオの事やレコーディングについてのアドバイスを貰えたりします。
ポイント4:エンジニアさんと話が合う。気が合う。
在籍するエンジニアさんがどういった方なのかもレコーディングスタジオ選びで大きなポイントです。
レコーディング作業のスムーズな進行だけでなく、ミキシングやマスタリングなど音のイメージを伝えるためには、エンジニアさんと細かいやり取りをする必要があります。
意思の疎通がスムーズに行えないと、楽曲の方向性が伝わらず、思ったサウンドにならないといった事になる可能性もあります。
ポイント5:メンバー全員のアクセスが良いスタジオ
アルバムのレコーディングとなると、複数回スタジオに通ってレコーディングをして、その後ミキシングやマスタリングの立会いをする場合があります。
どれだけ音や設備が良いスタジオでも、片道で何時間もかかってしまうと最後まで通いきれなくなってしまう事も。
メンバー間で相談し、通うのに無理のない距離でスタジオを探しましょう。
基本的なレコーディングの手順
- STEP1:楽器や歌のレコーディングをする。
- STEP2:録音データをミキシングする。
- STEP3:データをマスタリングする。
1曲の録音作業に対して、数時間程度で終わる場合や、1日録音しても終わらないなんてケースも十分にあります。
まずは、録音する楽曲をミスなく弾ける状態にしておきましょう。
弾けないフレーズを何度も録音している間にも、レコーディング代金はどんどん増えてしまうので注意が必要です。
レコーディングの種類
一発録り
文字通り、バンド全体で演奏してる音を一発で録音します。
・メリット
- 簡単
- 時間がかからない
- グルーブ感が生まれる
・デメリット
- 全体であらかじめ音量を調整しなければバランスが悪くなる
- 個別にマイクを設置しても音がかぶるので後からの調整が難しい
- ミスするとまた全員で演奏しなければいけない
個別録り(パート毎に録る)
バンドの各パートを一人ずつ録音していき後からバランスや音質調整を行う方法です。
スタジオレコーディングであればほとんどがこの方法になります。
・メリット
- 後からの調整が容易
- バラバラに録るので綺麗に録れる
・デメリット
- 個別にレコーディングするため一人に時間がかかると他のパートの人が暇になる
- 時間が結構かかる
レコーディングの目的と予算
学生バンド・社会人バンドなどの初めてのレコーディングの場合では、「思ったようなサウンドになっていない」「時間延長に継ぐ延長で〇万円もかかってしまった」等よく聞く話です。
レコーディングスタジオを選ぶ上で、「とりあえず、なるべく安いスタジオを利用したい」と思うのは初心者であれば当然ですよね。
それ自体は悪い考えではないです。
スタジオ選びは目的に応じた使い分けが大切です。
「できるだけ安くすませる作品なのか?」
「こだわった良いサウンドの作品を作りたいのか?」
「安く済ませる」のがテーマであれば、「こだわりすぎない」というのも重要です。
こんな事を言ってしまうと反感があるかもしれませんが、一般の人の多くは「サウンドで音楽を聴いていない」という事実もあると思います。
曲や歌が良ければ、多少音質が悪くても「良い曲だな」「良い歌だな」と感じてくれます。
ただ、プロの方にも聴いてもらう、聴かせるというのであれば、音質にこだわる必要はあると思います。
注意する事としては、「それなりの音質で録音したものを、後で良くする」というのは、「最初から良い音で録音する」よりも何倍もの労力と費用がかかり、しかも正しく録音されたサウンドのクオリティには及びません。
目的と予算、そこをしっかりと考えた上で、相談に乗ってもらえる良いレコーディングスタジオを選びましょう。
おすすめレコーディングスタジオ
ミュージックファクトリークオリア
大阪でレコーディングなら!南大阪・高石駅から徒歩1分にスタジオを構える「ミュージックファクトリー クオリア-QUALIA」
☆プロのエンジニアが、レコーディングやミックストラックを作成いたします。
☆『歌ってみた』をプロのエンジニアが本気でサポートします!
☆バックトラックも販売しておりますので、音源をお探しの方はぜひご利用ください。
Music factory QUALIA
〒592-0014 大阪府高石市綾園1-11-24 栄光プラザビル5F
072-248-5691
月~金 13:00-23:00
土日祝 10:00-23:00
※新型コロナウイルス感染拡大により、詳細情報に関してはホームページもしくは電話にてお問合せ下さい。
リンキィディング
東京を中心に神奈川、千葉、埼玉と各地にスタジオやライブハウスがございます。
ホームページのスタジオ一覧で店舗情報をご確認ください。
株式会社リンキィディング
〒152-0032 東京都目黒区平町1-22-15
03-5731-9599
※新型コロナウイルス感染拡大により、詳細情報に関してはホームページもしくは電話にてお問合せ下さい。
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 CS・テクニカルチーム 課長/ B-rise運営事務局 副局長』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。