人から人へと渡っていく謎の流行ミームって何?
ここ数年でインターネットは広く世間に浸透していきましたが、皆さんは「インターネットミーム」という単語をご存知ですか?
ミームとは進化学者:リチャード・ドーキンスによって名付けられた概念で「文化の中で人から人へと広がっていくアイデア・行動・スタイル・慣習」のことを指します。
「インターネットミーム」通称:ネットミームはそのなかでもインターネットを媒介として伝達されたミームのことで、主にSNSや掲示板などで人から人へと広がっているようです。
ネットミームは娯楽として楽しまれていますが、実はこの「ミーム」マーケティングに繋がることもあるそうです。
今回はそんなネットミームとマーケティングについてご紹介していきます。
日本・世界で話題のネットミームとは?
日本で有名なネットミームといえば
- ・宇宙猫(Twitter)
- ・5000兆円欲しい!(Twitter)
- ・君のような勘のいいガキは嫌いだよ(漫画:鋼の錬金術師)
世界で有名なネットミームといえば
- ・転がるネイマール(サッカー選手)
- ・絶叫するビーバー(動画)
などがあげられます。
上記に挙げた中だと「絶叫するビーバー」を日本の日清食品が商品のCMに起用したことでインターネット上でかなりの注目を集めました。
ミーム汚染って?
ミームにまつわる現象としてミーム汚染という言葉があります。
ミーム汚染とは、ミームに接触したことにより、無自覚に言葉や画像に対する認識が変わってしまうことを指すのですが、例えば「あなたとコンビニ」というワードを聞いてファミリーマートを連想したり、ポテトの揚がる音に似た曲を耳にしたときマクドナルドを連想したことはありませんか?
こういったフレーズであったり特定の音を聞いて特定のブランドが思い浮かぶのも「ミーム汚染」に含まれます。
ミームが与える印象について
上記で紹介したようにミームには人を引き付ける力があり、無意識化に人の認識に作用する効果があります。
マーケティング用語に「バズマーケティング」というものがありますが、バズマーケティングとは人為的に口コミを発生させ商品のサービスや感想などを周りに広めていくマーケティング手法です。
バズマーケティングの目的としては人為的に注目を集め、話題の総量を増加させることでサービスや商品の認知を広めるという事にあります。
まとめ
近年、インターネットは幅広い年代へと普及しています。
様々な情報が溢れかえり沢山の人が利用するインターネット、活用しない手はないですよね!
ただ広告を張ればいい?という固定概念に縛られず、時代に適したマーケティングを行う事で、より多くの人にサービスや商品を認知してもらえるかもしれないですね。
何が人の記憶に残りやすいのかを考えて行くのが今後の大きな課題になっていきそうです。
身近で取り組みやすいもととして【動画】を利用するのもいいかもしれないですね。