陰陽師って実は『○○○○』だった!?

みなさんは陰陽師(おんみょうじ)という職業をご存知ですか?
映画やマンガ、ゲームなどで一度は聞いたことがありますよね。
陰陽師は式神を操り、鬼や妖怪を相手に戦うみたいなイメージを勝手にもってはいませんか。
現代において陰陽師を名乗る人たちもいるみたいですが式神や結界など言われても少し胡散くさいですよね笑
今回はそんな陰陽師について調べてみたのでご紹介していきます。

陰陽師ってどんな仕事だったの?
陰陽師は多くの逸話、創作が語られていますが当時の陰陽師の仕事は、陰陽寮という今でいう文部科学省みたいな国家機関で働く国家公務員だったそうです。
意外ですよね!
業務内容としては占いや天文、歴史や時間などを編纂していたそうです。
漏刻と呼ばれる水時計を用いて日の出から日の入りまでの時間をはかり時間を測定し、暦を作るのが主な業務内容だったそうです。

今でいう旧暦ですね。
- 旧暦:月の動きを元に1年を計算する方法で作られた暦
- 新暦:太陽の周りを地球が一周する時間を基準に作られた暦
暦がなければお祭りの日時を決めることはできないので、当時においてはかなり大切な仕事だったそうです。
今でも結婚式は大安や友引、葬儀は友引を避けるなど、六曜という陰陽道の考え方は深く現代にも根付いています。
当時には暦を元に占いが行われていましたが、皆さんが思い描くようなオカルトなものではなく統計学に近いものだったそうです。
今ではこの時期にはこのような出来事がおきていたというデータを集めそれを暦に記すことで、過去のできごとから事象の原因を考え未来を占っていたとされています。

陰陽師を祀る神社
京都市上京区晴明町にある神社。
陰陽師として有名な「安倍晴明」を祀る神社です。
以前家族と京都に旅行で出かけた際に寄ってみたのですが不思議とパワーをもらえるような不思議な場所でした。
ぜひ皆さんも機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか?
