今さら聞けない!和食のテーブルマナー
テーブルマナーと聞くとフランス料理の食事マナーを思い浮かぶ方も多いと思いますが、和食にもテーブルマナーがあります。
社会人になると、冠婚葬祭をはじめ、上司や取引先との会食、格式ある店での食事会など、食事マナーが問われる場面が増えていきます。
知らないと自分が恥をかくだけでなく、食事をともにする人たちまで不快にさせることになりかねません。
そして、食事のマナーを心得ておくことは、社会人としての評価や信用にもつながります。
ここでは、日本人なら絶対に押さえておきたい和食のマナーについてご紹介します。
和食のテーブルマナーって?
正しい和食の並べ方
●主食:白飯、具入りのご飯など(左手前)
● 汁物:味噌汁、お吸い物など(右手前)
● 主菜:揚げ物、蒸し物、焼き物(右奥)
● 副菜:香の物、あえ物(真ん中)
● 副菜:煮物やサラダなど(左奥)
なお、お酒を出す場合は、ご飯は後から配膳されるため、茶碗の位置にお酒を置きます。左利きの人に対して和食を配膳する場合は、箸の向きだけが逆になります。
味が薄い物から食べる
和食に限らず、食事は味の薄い物から順番に食べていくのがマナーです。
最初に味の濃い物から食べ始めてしまうと、繊細な味付けや風味がわかりにくくなるからです。
主菜は後回しにして、まずは温かい汁物からいただきましょう。次にご飯、主菜、副菜という順番で食べ進めていきます。
間違った箸の使い方に気を付けよう
食事をともにする人に不潔な印象を与え、不快にさせる箸の使い方を「嫌い箸(きらいばし)」と呼びます。
食事中に嫌い箸をすることはマナー違反です。嫌い箸の一例を挙げておきましょう。
△にぎり箸:握りしめるように箸を持つこと
△刺し箸:料理に箸を突き立てて食べること
△迷い箸:箸を持ったまま、どの料理を食べようか迷って箸を動かすこと
△寄せ箸:箸で器を引き寄せること
△渡し箸:食事の最中に、小皿や小鉢の上に渡すようにして箸を置くこと
△ねぶり箸:箸先を口に入れ、残った食べ物をなめ取ること
間違いやすい和食のマナー
お皿やおしぼりなど、食事中に欠かせない物にも、正しいマナーがあります。
知らず知らずのうちに間違って覚えていることもありますので、正しいマナーをおさらいしておきましょう。
お皿は重ねるのはNG
料理を盛り付けるお皿や自分の食べる分をよそう取り皿など、お皿の使い方にも正しいマナーがあります。
お皿にまつわるマナーとして代表的なものは、以下の3つです。
●食べかけの物は皿に戻さない
口に運び、食べかけた物を皿に戻すのはNGです。
食べかけの物は、歯型がついたり噛み切った跡が見えたりして見た目が良くないので、一口で食べきれる量に切って口に運ぶようにしましょう。
●食べ終わった皿は重ねない
お店の人が運ぶときに楽だろうからと、食べ終わった皿を重ねる人がいますが、これもマナー違反です。
重ねたことで汚れが広がったり、テーブルに汚れがついたりするので、食べたお皿はそのままにしておくのが正しいマナーです。
●手皿をする
お皿ではありませんが、箸で料理を運ぶときに、こぼれないように手のひらを皿代わりにする手皿もマナー違反です。
一見、上品に見えますが、和食では手のひらサイズの小さい皿は持って食べて構いません。
醤油の小皿などは、食材をつけた後で醤油が落ちるのを防ぐためにも、小皿を口の近くまで持っていくようにしましょう。
お椀の蓋は元に戻す
汁物を食べ終わった後の蓋の位置は、元通りにかぶせるのが正解です。
裏返しに置いてはいけません。また、どうしてもお椀が開かないときは、蓋を「の」の字を書くように回すとスムーズに開きます。
正しいマナーを身に付けたら行きたいお店!
【銀座八丁目にある日本料理店 和食 ひまわり。】
銀座ひまわりではカウンター越しに料理人が腕を振るい、厳選された旬の魚介類やお野菜、そして肉類など、その季節、その瞬間に最も美味しいものをご提供いたします。
いつご来店いただいても飽きさせぬよう一皿一皿の季節感溢れる料理に真心こめて調理しております。
静かでいて日常から切り離された特別な空間で、寛ぎつつ、特別なお時間をお過ごしくださいませ。
【店舗名】銀座ひまわり
【アクセス】東京都中央区銀座8-5-13 銀座STビル 5F
東京メトロ銀座線 新橋駅 銀座口3番出口から徒歩2分
【電話番号】03-6228-5573
【公式ホームページ】https://himawari-ginza.com/
この記事を書いた人
『イートラスト株式会社 テクニカルチーム 主任/ B-rise運営事務局 副局長』
飲食業界で現場・SV・マーケティングを経験し、2014年イートラスト株式会社へ入社。ディレクター業務・カスタマーサポート業務を経て、現在はSEOやホームページ運用全般を請け負う「テクニカルチーム」を立ち上げ、責任者を担う。飲食業界に携わっていたこともあり、サービス業様へのWebマーケティング・SEO/MEOで貢献していくため、日々新しい試みを模索している最中です。