夏こそ食べたい!和菓子の魅力

夏こそ食べたい!和菓子の魅力

外にちょっと出るだけで汗ばんでしまうような真夏日が続いておりますが、
みなさんいかがお過ごしですか。こんな暑い日にこそ冷たい和菓子でも食べて
涼んでみてはいかがでしょう。
ということで今回は夏にぴったりの和菓子の魅力についてお話します。

和菓子なのに夏!?

和菓子と聞くと皆さんはどの季節を思い浮かべますか?
桜餅や草餅、お花見のお団子を食べる春を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
でも実は和菓子って季節ごとに様々な種類があるんです。
今回はそんな和菓子の中でも夏にぴったりの和菓子をご紹介します。

水ようかん



まずご紹介するのが水ようかん。
水ようかんは江戸時代中期に作られたのが最初と言われており、元々はおせち料理に付け加えるデザートとして食べられていたため冬の和菓子であるという認識が一般的でした。
水ようかんは普通のようかんに比べ甘さも控えめで傷みやすいため、気温が低く傷みにくい冬に食べられることが多かったのです。
しかし現代では食品の保存技術が進歩したため一年を通して食べられるようになり、むしろ水分を多く含む性質を活かし、冷蔵庫で冷やして冷たい風味を楽しむ夏の和菓子として食べられています。
また和菓子の中でも水ようかんは自作しやすいため、コーヒーや紅茶などを混ぜてみたり好みに合わせてアレンジすることができます。
この夏休みに家族でオリジナルの水ようかんを作って食べてみてはいかがでしょうか!

わらび餅



続いてみんな大好きわらび餅!
そんなわらび餅がどのようにして作られているのかご存じですか?
わらび餅の原料はわらびという山菜の根っこから取れるでんぷんで、一般的にはこのでんぷんを乾燥させたわらび粉から作られているんです!
わらび粉100%で作られたわらび餅は少し黒っぽい色をしているそうで、普段皆さんが食べている半透明のわらび餅はサツマイモやタピオカのでんぷん、葛粉等を利用して作られているそうです。

くず餅



わらび餅と同じように黒蜜やきな粉をかけて食べる和菓子くず餅。
わらび餅と葛餅の違い皆さんは答えられますか?
この二つは原料として使われている粉に違いがあり、わらび餅はわらび粉、くず餅は葛粉となっています。(わらび餅に葛粉が使われる場合もありますが笑)
くず餅の作り方は葛粉に水と砂糖と砂糖を加えて火にかけながら練っていくと透明でつるんとした食感になるので冷やして、
これを食べやすい大きさにカットしてきな粉や黒蜜をかけたら完成!
見た目だけでなく作り方もわらび餅にかなり似ているんです!

新食感!アイスの様でアイスでない?くずバー!!



ここ数年でその姿を見せ始めた新しい和菓子くずバーとはなにか?
その正体はくず餅の派生系でくず餅を作る過程の中で果物の果汁や抹茶等好みの味を付け足したものを型に入れ一晩冷凍庫で寝かせ、切り分けて棒に刺したものだそうです。冷たいのに食べても歯がキーンとならなかったり歯に染みなかったりといいことずくめのくずバー、冷やして食べてるのはもちろん、溶かして食べてもぷるぷるのもちもちでほっぺが落ちるとか落ちないとか...


そんな新食感の味わえる和菓子くずバーを販売しているお店をひとつご紹介させてください!

川崎市民に愛される地元の和菓子屋「大平屋」



創業1953年の川崎市民に愛される地元の和菓子屋さんです!

JR南武線武蔵新城駅から徒歩2分なので近くを通りがかった際は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

211-0044 神奈川県川崎市中原区新城1-2-20

URL:https://taiheiya.com/



この記事を書いた人

田中 友貴

『イートラスト株式会社 管理本部』
アウトドアや写真、オーディオが大好きです!

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