2023 年 10 月 7 日公開

幻の果実「ポポー」とは!?

幻の果実「ポポー」とは!?

ポポーとは、バンレイシ科アシミナ属に属し、北アメリカ原産の果物です。


日本には明治30年ごろに持ち込まれ、昭和初期には庭先で栽培する家庭も多くありました。


ただ、年々栽培する人が減り、熟してから痛むのが早いこと、完熟すると皮が黒ずみ見栄えが悪くなることから、流通が難しく「幻のフルーツ」と呼ばれ今では知っている人も少ないフルーツです。


実はこのポポーが近年注目を集めているのです!



ポポーの味は?

味はマンゴーとバナナに似ていると言われていますが、もものような甘さも感じられます。


ねっとりとした柿に近い食感もあり、南国のフルーツ特有の香りがします。


苦手だという方もいますが、ポポーのジュースを実際に飲んだ我が家の家族には「ももみたいな味!美味しい~」と好評でした。



ポポーは美容にも効果あり!

ポポーにはミネラルが豊富に含まれています。


そのことから美肌効果がとても高いとテレビでも話題になりました。


角質を作っている酵素の栄養となるミネラルの一つ、カルシウムやその他のミネラルも豊富に含まれています。

ポポーはどこで買えるの?

旬は9月~10月ごろです。


痛みが早いので、なかなか流通しにくい果物ですが、道の駅で見かけることもあります。


旬を過ぎると生で食べることは難しいですが、ジュースやお菓子などに使用して販売しているお店もあります。


「ポポー農園」では、旬の時期には朝採れのポポーをその日のうちに出荷しています。


ネットではジュースなどの販売も行っているので一度購入してみてはいかがでしょうか?

BIG YARD ポポー農園

◆BIG YARD ポポー農園:https://bigyard-popo.com/


幻の果物「ポポー」の育成栽培に力を入れ、無農薬にこだわり埼玉県本庄市よりお届けしております。

無農薬にこだわって育てています。

私は 2007 年頃に知人より畑をお借りして、埼玉県本庄市でポポーの栽培を始めました。

ポポーはねっとりとした鮮やかな黄色い果肉で、大きな種が一列に並んでいます。

昔は傷みの速さや保存の難しさから一般的に流通するところまではいきませんでしたが、今ではポポーのもつ栄養価の高さが再評価され、広く栽培され流通するようになりました。

今がまさに「ポポーブーム」だと実感しております。

私は現在、農園とは別の仕事もしておりまして、栽培するにあたり手のかからないものを探しておりましたところ、ポポーについては耐寒性があり病害虫に強いなどということが調べてみてわかり、栽培を始めるきっかけとなりました。

失敗続きの 10 年でしたが 2015 年より多くの果実が付くようになり、そして 2017 年からは収穫したポポーを皆様に販売できるところまでたどりつくことができました。

この機会にぜひ一度食していただけましたらと思っております。


まとめ

はじめて聞いた、聞いたことはあるけど食べたことはないという方も多い「ポポー」。


一度味わってみる価値ありです。


あまり流通していないので、もし見かけたら是非味わってみてください。


ちなみに病害虫や耐寒性があるので家庭でも簡単に栽培ができると言われてもいますが、そう言われて育て始めた方は10年試行錯誤したとのことなので、大きいい実をつけようとするのはなかなか難しいかもしれません。



この記事を書いた人

大野 美香

『イートラスト株式会社 総合サポート本部 HPディレクターグループ』

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