なぜ仙台は牛タンが名物になったのか?
第104回全国高等学校野球選手権大会で東北勢初優勝の仙台育英高校で所在地「仙台」。
その仙台と言えば皆さんが思い浮かべるのは「牛タン」ではないでしょうか?
今回はきっと仙台育英高校の野球部も食べているであろう「牛タン」がなぜ仙台名物になったのかご紹介したいと思います。
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牛タンの発祥と歴史に迫る!
仙台牛タンの生みの親「佐野啓四郎」この人なくして牛タンを語れません。
戦後当時、手軽にできる焼鳥屋が流行っていました。
牛タンの名店「味太助」の初代、佐野啓四郎も焼き鳥屋を経営しておりました。
ただ焼鳥を売るだけではなく、豚肉や牛肉を焼いたりなどしてそれらが流行りもしましたが、後から次々と真似をして似たようなことをやるお店がでてきて、なかなか苦労していた中『だれにも真似できないメニューを作らねば』と、東京で和食の修行中に、フランス料理のシェフから牛タンシチューなどの料理から牛タンの味を聞いていた佐野社長が、試しに食べてみたところその味に魅了され、牛タンで勝負することに決めました。
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今や定番の牛タン定食
当時は牛タンはまだまだ珍味の部類でした。
特別入手しやすいわけでもないため、時には牛タンをかき集めるために、東北中を奔走したこともあったそうです。
牛タンの切り身の厚さ、包丁の入れ方、熟成期間、塩の量、塩の振り方、炭火の火力、焼き加減など、あらゆる角度から研究を重ねました。
そして今の仙台牛タンの形が確立したと言います。
この時にテールスープも開発されたとされています。
牛タン定食のお供である、麦飯や漬物、テールスープのセットである牛タン定食は定番です。
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これらは、佐野社長からの流れをいまだに汲んでいます。
セットとして定番になっているということは、おそらく牛タンに最高にマッチする絶妙な組み合わせなのでしょう。
このように生み出すのは大変だが、なかなか真似しようと思っても簡単にはできない「牛タン焼き」を開発したのでした。
仙台の牛タンが一気に話題に
こうやって始まった牛タンが最初からうまくいっていたわけではありません。
はじめは、一部の愛好家のみの間で親しまれていたといいます。
これを広めたのはなんと、転勤族や単身赴任者だそうです。
高度経済成長期に入っていくに連れて、仙台への転勤族や単身赴任者は増えていきました。
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その時に食べた牛タンがうまいということで、評判になっていきマスメディアでも話題になりはじめます。
その流れを見逃さなかったのが仙台の戦略です。
お土産販売や新幹線車内での販売で一気に仙台名物へと成長させました。
このころには、たくさんの店ができて今へと繋がっています。
まとめ
仙台の牛タンは、一人の和食料理人の情熱と戦後の食糧難の時代が生んだ名物だったんですね!
夏の甲子園で仙台育英高校が優勝したことだし、牛タン定食を食べに行きたいと思います。
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