2024 年 5 月 2 日公開

頭もさえ、太りにくい理想的な朝食とは??

頭もさえ、太りにくい理想的な朝食とは??

これからゴールデンウィークを迎え、不規則な生活になってしまう方も多いのではないでしょうか?


現在「早寝早起き朝ご飯」がその日1日の調子にだけでなく、健康維持や“できる人”になるために役立つことを科学が証明されつつあります。


だれでも「そりゃそうだ」と思うかもしれません。


しかし、やむを得ない仕事や勉強があるとか、酒宴や夜の盛り場の誘惑に負けてきた人たちも多いはずだ。


そんな方たちもそろそろ生活を考え直すべき時期が来ました。




「朝ご飯抜き」で食べ過ぎや糖尿病に!?

健康で平均的なBMI(体格指数。身長メートル÷体重キログラム÷体重キログラムで計算)の男性で行った試験では、朝食を抜いた場合、その後の食事での血糖値上昇が高く、血糖調整ホルモン・インスリンの分泌量も多くインスリンの効きめを悪くする遊離脂肪酸の濃度も高くなりました。


また、その後の食事の満腹度が、朝食を食べた場合より低かったといいます。


糖尿病予備軍や糖尿病患者が朝ご飯抜きの生活をしていたら、病気が進行するおそれもあるという解釈もできます。

朝こそしっかりご飯に

第1回時間栄養科学研究会では、大豆たんぱく質、タマネギなどに含まれるポリフェノールのケルセチン、ある種のアミノ酸、小麦、糖分とたんぱく質の同時摂取など、朝とることで体内時計をリセットする可能性がある栄養素やその組み合わせとして様々なパターンが示されとの事です。


「昼夜に関係なくだらだら不規則な食生活をしていると、肝臓の時計が狂い、血中のコレステロール値が上がる」という報告を行った名古屋大学大学院生命農学研究科の小田裕昭准教授が、さらに、肝臓をはじめとする代謝関連臓器の時計は、インスリンで調整されていることがわかりました。


何を食べるかも大切

12~14歳の子供たちが、朝食を抜いた場合、血糖値が上がりやすいコーンフレークと白いパンの食事をとった場合と、食物繊維が多い全粒穀物を合わせたミューズリーとリンゴをとった場合の3パターンで、集中力、注意力、短期記憶力を測る試験を行った研究があります。


食べる物も食物繊維が多い野菜や海藻類、穀物などは血糖値が急上昇しにくいことがわかっており、反対に、食物繊維を取り除いた穀物(精製した米や小麦)や砂糖は血糖値が上がりやすいようです。


朝はインスリンの効きがいいので、血糖を早く筋肉などにとりこむため血糖値が上がりにくいというのは先に触れました。


ということは、血糖値が急激に上がる食事をとると、インスリンが素早く働いて一気に血糖値を下げてしまうおそれもあり、その結果頭がぼーっとし、すぐにお腹がすいてしまうので食物繊維が多い穀物などをとるのがよさそうなのでオーツ麦、玄米などを使い1食50グラムあたりに4.5グラムの食物繊維を含むシリアル製品「フルグラ」(カルビー)などが適してると言えます。


でも朝はつらい

仕事のできもよくなり、1日中太りにくいとなれば、今日から食物繊維リッチな穀物をたっぷり朝食に食べない手はありません。


私は毎朝食欲はなくギリギリまで寝ているので、毎朝ご飯は抜きです。


頭ではわかっていても、長年身についた習慣を変えるのは難しいです。


しかし、こういう事を少しでも意識して今後は少しでも早起きして朝食を取る習慣を身に着けるように取り組んでいこうと思います。





◆BME整体院:https://bme-seitai.tokyo/

この記事を書いた人

大野 美香

『イートラスト株式会社 総合サポート本部 HPディレクターグループ』

新着記事
関連記事