冬のお風呂の最適温度は?

寒さで億劫になりがちな冬場のお風呂。
皆さんはお風呂の温度を何度に設定していますか?
一般的な入浴温度は38°C〜40℃とされていますが、冬場の入浴では少し物足りない・・どころか、少し寒いくらいに感じることも。
これは、外気温による体温の違いによって、体感温度が変わるからだそう。
冬場のお風呂も、ただ熱ければ良いわけではなく、身体にとってそれぞれ良い効果があることを覚えておくと、億劫なお風呂が少し楽しみに変わるかも・・!?

お湯の温度による身体への影響
実は、お湯の温度というのは、人の自律神経に大きく関わっています。
「交感神経」と「副交感神経」というのを聞いたことがありませんか?
湯温が42℃以上の高めの設定だと、「交感神経」が優位になり、身体が興奮状態に、逆に42℃未満だと「副交感神経」が優位になり、体はリラックスモードに入るそう。
お湯の温度による効果
➀38℃以下
血圧の低下や内臓の活発化、筋肉もゆるむため体をリラックスさせることができ、質の良い睡眠にもつながります。
おすすめの入浴条件:夜の就寝前 10分~15分

➁39℃~41℃
38℃以下では寒く感じる方にはこちらがおすすめ。
38℃以下同様にリラックス・睡眠の質向上の効果が期待できます。
③42℃以上
血圧の上昇し内臓の働きが弱化します。
筋肉は緊張し体は興奮状態になるため、気分をシャキッとさせるのに最適。
おすすめの入浴条件:朝風呂、眠気覚まし、気分が落ち込んだ時 5分程度
※44℃以上は体に負担がかかってしまうのでNGです!

冬場のお風呂を快適に過ごすには・・
ただお湯を熱くすればいいってものではないことはわかったけど、39℃〜41℃でもちょっと物足りないんだよな〜というそこのあなた。
そんなときは、温浴効果のある岩塩などが含まれた入浴剤がおすすめ!
じんわりと温まってきたら、湯上りは素早く防寒対策をして、湯冷めを防げば完璧です。
ただし、塩分濃度が高くなると、肌を傷めてしまう可能性があるので入れ過ぎには注意しましょう。
いかがでしたか?
これらの豆知識を活用すれば、今年の冬は億劫なお風呂も乗り切れそうですね!