2022 年 8 月 18 日公開

お花で毎日に彩りを!~生け花のススメ~

お花で毎日に彩りを!~生け花のススメ~

コロナが流行しはじめて既に2年以上の月日が流れました。


「新しい生活様式」といった言葉も生まれましたが、コロナの流行により私たちの生活はガラリと変わりました。


けれどそのようなステイホームを推奨される新しい生活の中でも、日々に何らかの楽しみや彩りを持たせようとひとりひとり考えを巡らせ、新しいことに挑戦してみたり、シンプルなことに立ち返ってみたり、様々な変化があったと思います。


●お花で生活に彩りを持たせてみたり

その日々の中で、注目を浴びたもののひとつに「お花」があります。


日常的に家の中にお花がある人はそう多くはなかったと思いますが、だからこそ、家の中で得られるささやかな楽しみ・彩りとして花が注目されました。


今年の母の日も、どこかへ出かけることが簡単ではなかったからか、例年よりもお花屋さんに並ぶ人の列が長かったように思います。


定期的に自宅まで届けてくれる「お花のサブスク」なんてサービスも生まれたように、お花が部屋の中にあることで気持ちが華やぐのでしょう。


お花のある暮らしをもっと身近に、続けやすく &flowerのお花の定期便



●すぐ枯らしてしまったり・・・お花は扱いが難しい?

お花も生き物なので、ただ水に挿しているだけでは長持ちしません。


「この前買ったばかりなのにもう枯れてしまった・・・」といった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。


お花の種類によっては、「スプレーで水を吹きかける」とか「蜜が出るので拭ってあげる」とか、+αで面倒を見てあげることできれいに咲いたり、長持ちしてくるものもあります。


ただ、独学で調べるというのも難しいように感じてしまいますよね。





●そんな方にオススメなのが生け花

いきなり生け花なんて!と思われる方もいらっしゃると思いますが、生け花をやってみることのポイントをご紹介します。


尚、このポイントは生け花を始めてそう長くないわたしの主観なので、ご了承ください。




●生け花をやってみることのポイント

・季節のお花、植物を楽しめる

春なら桜やチューリップ、夏ならひまわり・・・という風に、季節ごとに使用する花材が異なるので、自然とその時の季節を感じる・表現することが出来るのも楽しみのひとつ。


「このお花ってこの季節のものだったんだ」といった発見があるのも面白いです。

・お花、植物の扱い方がわかる

生け花=ハサミでお花を切っている、というイメージがありますが、実は花材によって切る方法が異なったり、水の吸い上げ方が違ったりします。


その方法ひとつでそのお花がより元気になったり、定期的に生け花をしなくても知って面白い知識が得られます。

・きれいに出来ると楽しい

単純ですが、きれいに生けられたときは楽しいです!


最初はよくわからずにやっていても、「こうやったら綺麗になるんだな」とルールがだんだんとわかってくると面白くなってきます。


そのルールや形式が流派によって異なるというのも見ていて面白いポイントです。

・生けられなくなっても大丈夫

同じように生け続けられなくなっても、小さくカットすることでまた水を吸い上げるようになったり・・・といったことはよくあるので、それでおしまい!すぐ捨てる!という必要はありません。


小さな花瓶に移し替えて玄関やダイニングに置いたりして、意外と長く楽しむこともできます。

・イメージするような「生け花」ばかりじゃない

また、これは生け花をやることのポイントと言うよりは知ることのポイントかもしれませんが、もはや生け花と言えるのかわからないような作品が見れるのも面白いところだと思います。


自分の身長の何倍もあるような巨大な流木をつなぎ合わせた、造形作品のようなものもあったりするので、お花に興味がない人でも楽しめると思います。(※多少流派ごとの違いはあります)



●お花のある生活で毎日に彩りを!

例えば町を歩いていた時に自分の知っているお花が咲いていることで季節を感じたり、家に帰ったらお花があったり・・・という経験は、思っていたよりもQOLが上がります。


地域ごとに体験レッスンを受けるための会場や教室もありますので、是非一度体験に行ってみては?






◆緑の呼吸 ルアハー:https://ruaha-green.com/

この記事を書いた人

川端 亜依

『イートラスト株式会社 営業本部 / CSグループ』
2018年入社。和歌山県出身。食べることと料理がものすごく好き。七輪と石焼ビビンバ用の鍋etcを購入するもあまり使わず放置中。

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