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2023 年 2 月 8 日公開

本場のドイツビールが味わえる神田のビールバー「BAKU-YA」の魅力とは

本場のドイツビールが味わえる神田のビールバー「BAKU-YA」の魅力とは

ビールの本場といえばドイツ。


その歴史は紀元前までさかのぼり、ドイツ由来の醸造方法などもあります。

 

そんな本場のドイツビールを日本で楽しめる場所は、そう多くありません。

 

 

今回は、ドイツビールを楽しめる東京・神田にあるドイツビールバー「BAKU-YA(バクヤ)」を紹介していきます!

 

また、「BAKU-YA(バクヤ)」おすすめの本場ドイツビールも紹介していきます。

 

 



ドイツビールとは




日本のマーケットで昔から流通しているビールの多くは、ドイツビールの中でも南ドイツ・バイエルンのものです。
有名なものはヘレスラガー(淡色ラガー)やヴァイツェン(ヴァイスビア)などがあります。


しかし、ハンブルクやベルリン・ブレーメンなどのドイツ北側の地域では、「ジャーマンクラフト」や、デュッセルドルフやケルンの「アルトビア」「ケルシュ」など、日本ではなじみのないビールが親しまれています。

 


同じドイツ内でもその地域ごとに楽しまれているビールが各々違っていて、本当の面白いビールカルチャーが多岐にわたり存在しているのがドイツビールの大きな魅力です!

 

なぜ輸入を始めたのか

 

ビールバー「BAKU-YA(バクヤ)」のオーナーでもある吉澤雄二氏にその魅力を聞いてみました!

 

ドイツビールに魅了されたきっかけ

吉澤氏:どの国でも、美味しくて意図を感じさせてくれるビールをとてもリスペクトしてます。

私はビールを触ってきてからすでに25年強、様々なビールとの出会いがありました。


その中で、ドイツの醸造文化に触れ、ビールの品質や技術を低下させずにより向上を促すための国を挙げての施策や、それぞれの街に根付いている日常的なビールの存在。それと共に各地で行われているドイツとしては「革新」的なジャーマンクラフトへのチャレンジスピリッツ。

 

日本でまだまだ知られていない、面白おかしくとても魅力的なジャーマンビアのカルチャーを発信または現地への応援したいと思っております。

 

日本のマーケットにおけるドイツビールに感じた限界(2018)

吉澤氏:日本で定着しつつある「クラフトビール」。国内外の多種多様なクラフトビールを楽しめる環境が出来てきました。

 

それまでの「ドイツビール」の日本での立ち位置は伝統(トラディショナル)を重んじたいわゆる「固い」イメージでした。


自由な発想で様々なビアスタイルをどんどんリリースしていくアメリカのクラフトビールとの距離を感じずにいられませんでした。

 


しかし、ハンブルクやベルリンを中心としたドイツ各地では、その伝統をリスペクトしながらも、「もっと自由に」「もっとエキサイティングに」という思想を持ち、様々なチャレンジを続けて地元に根付いている「ジャーマンクラフト」のカルチャーがごく日常的に各地に存在しています。

 

その「伝統と革新」を目指すジャーマンクラフトカルチャーが、残念ながら日本にはごくわずかしか存在せず、この面白い新たな文化は日本のビアマーケットには知られておりません。

 

 

 

新たな扉を造る使命

吉澤氏:私のビールバーではその「伝統」と「革新」両面でのビールリストをご紹介しております。

「伝統」をとてもリスペクトしております。この伝統は消してはなりません。

 

しかし、「革新」の文化という日本のビアマーケット上では新たな「扉」を造る必要があります。
「革新」という扉とは違う切り口で新たな「扉」を造りたいという思いでインポーターという道を新たに造りました。

 

それが、「伝統」と「革新」

 


ただ、自店だけではとてもこのカルチャーを全国に伝えられません。

そのため全国の飲食店や酒販店の力を借りて、この「ジャーマンクラフトカルチャー」の面白く楽しく美味しいビール各種を紹介してもらおうと輸入卸業といういばらの道を歩んでいます。


そして微力ながらも現地ドイツのブルワリーを「応援」したいと思っております。

 

 

 

おすすめのドイツビール

伝統と革新を融合した“味の変わる”BUDEELSHIP(ブデルシップ)




Buddelshipは2013年に設立された伝統をリスペクトしながらも「醸造の自由」を掲げ、「Lager」「Farmhouse」にフォーカスを当ててエキサイティングなビールをリリースし続けるハンブルクのクラフトブルワリー。


代表的なものは「HELLES(ヘレス)」「PILS(ピルス)」「IPL」の3つです。


このビールは配合したホップの品種によって味が変わるため、同じような見た目でもバッチナンバーがふられいろいろな味を楽しめる面白いビールです。

 



中でもおすすめなのは「PILS(ピルス)」で、北ドイツ伝統的ドライでシャープなピルスナーを醸し、「ドライホッピング」技法のより品種ごとにキャラクターの違うホップアロマがバランスよく取り込まれています。


まさに「伝統と革新」両方が一度に楽しめるドライホップドピルスです!

 

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※時期のよって配合するポップが違いため、画像とはバッチNo.やデザインが異なる場合があります。

 

乳酸発酵した爽やかな香りのSCHNEEULE(シュネーオイレ)



かつて「ベルリンのシャンパン」と呼ばれていた、乳酸発酵から野生酵母による2次発酵(コンディショニング)という手間暇がかかり、一時絶滅した「リアルなベルリナーヴァイセ」を復活させた女性醸造家によるブルワリー。


現代のクラフト精神も融合させて「ひねり」を加えたベルリンの白ビールをリリースしています。

 

 

乳酸由来の酸味が爽やかさや淡く澄んだ美味しさを引き出すベルリン伝統のビールです。

いくつか種類がありますが、おすすめなのが「マレーネ」と「イルムガルト」です。

 




マレーネ」はオリジナルのベルリナーヴァイセで、初めて飲むならこちらがおすすめです!
Schneeeuleの原点ともいうべき、いわゆる副材料を使わないオリジナルベルリナーヴァイセ。

 

爽やかでグレープフルーツのような酸味とともにABV3.5%と低アルコールながらもボディを感じさせてくれます。

永続的な熟成により、熟成させればさせるほどまどやかさが出てきます。

 

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イルムガルト」は上記マレーネをベースに、生姜やオレンジ・レモン・ザクロの果実果皮を加え風味付けしたジンジャーエールベルリナーヴァイセ。


ベルリナーヴァイセならではの酸味と共に、フルーツピールの香りとジンジャーのパンチがとても楽しい個性豊かな仕上がりになっています。

 

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オンラインショップや卸も行う



「BAKU-YA(バクヤ)」はバーでのドイツビールの提供はもちろん、オンラインショップでの販売や、飲食店や酒販店への卸も行っております。

気軽に本場のドイツビールを注文できて、いつでも楽しむことができます!

 

 

ドイツビールの銘柄を調べてみると、インターネットではドイツ語のページしか出ないことが多く、日本で購入するのはなかなか難しいんだと実感しました!

 

そんな入手困難な本場のドイツビールを購入できるのは嬉しいですよね!

 

 

「BAKU-YA」オンラインショップ

 

 

 



ということで今回は、神田駅近くにあるドイツビールバー「BAKU-YA」をご紹介しました。

本格ドイツビールを飲んでみたい方は、ぜひ行ってみてください!

 

 

店舗情報

◆BAKU-YA.ism合同会社:https://bakuya-ism.co.jp/


店名:ドイツビールバー「BAKU-YA」
住所:〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-7-17 三新鍛冶町ビル102
最寄り駅:JR神田駅より徒歩1分
電話番号:03-3527-1808
営業時間:月〜金 17:00〜24:00
     土15:00〜23:00
     日・祝 15:00〜22:00
     (Food L.O.1時間前 Drink L.O. 30分前)
定休日:不定休

 

詳しい営業時間などはドイツビールバー「BAKU-YA」のInstagramをチェック!



この記事を書いた人

今井 晴哉

『イートラスト株式会社 テクニカルチーム』
青森県出身。8年間、小売業界に従事しつつ趣味でライターとして活動。大手サイト(Yahoo!、朝日新聞社)の記事投稿やTokyoFMのラジオ出演の経験も。2022年にイートラストに入社。好きなものは家電、インディーズ音楽、動画編集。

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